抗がん剤治療(第4クール目)を受けました。

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はじめに

こんばんは。

五黄土星のミカエルです。

筆者は、既述のとおり、潰瘍性大腸炎から結腸及び直腸にがんを併発したことに伴って、大腸全摘手術を受けましたが、その手術を通じて行なわれた病理検査等の結果、術後補助化学療法としての抗がん剤治療を受けることが必要になりました。

そのような状況にあり、昨日、平成30年7月27日(金曜日)、その第4クール目の抗がん剤治療を外来で受けて参りました(注:表現の統一等のため、必要な修正をさせていただき、再投稿させていただいております。)。

今回は、これまでの経過も含め、筆者が受けている抗がん剤治療につきまして、まとめてみたいと思います。

これまでの経過

結腸及び大腸にがんが見つかりました。

かなり遡ることになりますが、平成29年5月頃に、血便が出るようになりました。前年の同じ頃に同じ症状が出ましたが、その時は、すぐに収まったため、今回も、しばらくしたら治まるかな、といった感じで軽く考えていたのですが、6月いっぱい様子を見ても、治りませんでした。

そのため、7月1日(土曜日)、通勤に便利なところにある比較的大きな病院で、かつ、大腸内視鏡検査の実績が多く、丁寧に実施してくれそうな病院を選んで、大腸内視鏡検査を受けることにしました(実は、以前、その病院では、定期健康診断を受けたことがあって、それも選んだ理由の一つでした。)。

その日は、初診ということで、簡単な検査のみで、大腸内視鏡検査の予約を入れていただいたのみでした。そして、予約を入れていただいたとおり、7月4日(火曜日)に大腸内視鏡検査を受けて、その1週間後の7月11日(火曜日)、その結果を聞くために伺いましたが、検査結果としまして、潰瘍性大腸炎が再発していること、並びに、「ディスプレイジア」(dysplasia)という名称の、将来、がんに変異する可能性のある異形成が見つかったことを御指摘いただいており、筆者自身、少し不安になったことを覚えております。

その後、潰瘍性大腸炎に係る治療のため、「ペンタサ」という薬を処方していただいておりましたが、上記の大腸内視鏡検査から半年程経過した平成30年1月12日(金曜日)の診察に際し、かかりつけ医の先生より、経過観察として大腸内視鏡検査を受けることを勧められ、2月1日(木曜日)に予約を入れていただきました。

2月1日(木曜日)、予約どおり、改めて大腸内視鏡検査を受け、その結果を2月8日(木曜日)に教えていただく、という経過でしたが、今回の検査結果として、結腸及び大腸にがんが見つかったこと、大腸内視鏡では摘出することができないために、手術をしないといけないこと、及び、その手術をその病院では実施することができないことがかかりつけ医の先生から告げられました。

一連の各種検査を受けました。

そのため、かかりつけ医の先生は、すぐに地元練馬区にある大学病院への紹介状を書いてくださいました。

そこで、筆者も、すぐにその大学病院に連絡を取らせていただいて、2月16日(金曜日)に予約を入れていただくことができました。

ただ、予約そのものは、すぐに入れていただくことができたのですが、手術を受けることができるのは、最短で4月9日(月曜日)と言われてしまい、またここで、不安を覚えました(全然最短とちゃうやん。そんなに先になって大丈夫?その間に、がんが進行してしまうんとちゃうん、という思いでした・・・。)。

しかし、まずは、手術を受けるために必要な一連の各種検査を受ける必要もあり、御担当の先生が必要な予約をすべて入れてくださいました。

2月下旬から3月上旬にかけて、筆者は、そのスケジュールに従って、一連の各種検査を受けていきました。

ただ、その過程の中で、少し気になったことが2つありました。すなわち、

  1. 筆者の場合、潰瘍性大腸炎から結腸及び直腸にがんを併発したのですが、このような場合、大腸全摘手術になる、といったことを聞いたことがある一方、紹介された大学病院の担当の先生は、そのことに全く触れられませんでした。そのため、筆者は、結腸及び直腸にできたがんだけを取り除く手術になるのか、それとも、やはり大腸全摘手術になるのか、といったことが気になりました。
  2. 仮に、大腸全摘手術となったとして、肛門を残すことができるのかどうか、それとも、人工肛門にせざるを得ないのか、といったことも、非常に気になっておりました。

セカンドオピニオンを受けました。

そこで、一連の各種検査をすべて受けることができた後、4月9日(月曜日)の手術まで、少し時間的な余裕もあったことから、大学病院の担当の先生には申し訳ないとは思いつつも、大阪のとある大学病院でセカンドオピニオンを受けることを決め、予約を入れさせていただくことにしました。その理由と致しましては、大きく3つありました。すなわち、

  1. 大腸全摘手術になるのかどうか、はっきりさせたかった。
  2. 肛門を残すことができるのかどうか、また、もし、肛門を残すことができるとしたとして、どれくらいの確率なのか、知りたかった。
  3. 今回の筆者のがんにつきましては、両親に知らせないわけにもいかず、また、できれば病状等も知っておいてもらいたかったのですが、それが困難な事情がありました。すなわち、⑴両親は、大阪で暮らしており、年齢的なこともあり、東京まで出て来るのが難しいこと、⑵父親が脳出血の後遺症のため、手術とその後のリハビリテーションを受けており、現在は、ケアハウスのサービスを受けている状況にあること、⑶セカンドオピニオンを大阪で受けることにすれば、母親だけでも、直接、医師の先生から手術のことやがんの病状等を聞かせていただくことができること、⑷セカンドオピニオンを受けることにした大阪の大学病院は、潰瘍性大腸炎に纏わる手術について、豊富な実績を有していること 等です。

上述のような事情から、筆者は、一旦、大阪の実家に戻り、大阪のとある大学病院で、3月15日(木曜日)、母親同席の中で、セカンドオピニオンを受けました。

結論的には、筆者自身は、セカンドオピニオンを受けて、正解だったと思っております。母親は、かなりショックを受けたそうですが、筆者自身は、大腸全摘手術を受けること、また、その結果、人工肛門にせざるを得ないことにつきまして、覚悟が決まりました(さらに良かったことに、このセカンドオピニオンにつきましては、その大学病院の担当科で責任者の立場にいらっしゃる医師の先生が自ら担当してくださいました。)。

もし、潰瘍性大腸炎のような指定難病やがんのため、手術を受けざるを得ない状況にいらっしゃるようでしたら、時間的に可能な限り、あるいは、御自身の事情の許す限り、セカンドオピニオンを受けられることをお勧めさせていただきます(健康保険の対象外となってしまいますので、かなり費用がかかりますが、筆者自身の経験からは、それに見合うものを得ることができるものと考えております。)。

病院を変更することになりました。

セカンドオピニオンを受けて、筆者の覚悟も決まり、あとは手術を受けるだけ、となりましたが、ここで大きな問題にぶつかりました。

実は、筆者が通っておりました大学病院では、大腸全摘手術の実績が1件もなかったそうで、大腸全摘手術そのものが大掛かりな手術になるものであるため、担当の先生御自身が自信を持つことができない旨、また、その大学病院からの紹介実績があり、大腸全摘手術の実績が豊富な病院を紹介させていただくことになった旨、担当の先生からお話がございました。

それでなくても、手術までの期間が長かったことに加えて、今から病院を変更することになりますと、さらに時間がかかってしまうこともあって、筆者は、少し悩みました(実は、大学病院でも、セカンドオピニオンの結果を受けて会議を開いたそうで、大腸全摘手術の実績が1件もないのに、手術を実施することの是非等が問題となったそうです。この件を大学病院の担当の先生から伺った際、筆者自身は、その大学病院が非常に良心的であると感じました。)。

が、筆者は、大腸全摘手術の実績が1件もなく、ある意味、実験台のようになってしまうその大学病院よりも、実績が豊富な病院で大腸全摘手術を受けた方がよいだろうと考え、大学病院の担当の先生に紹介状を書いていただくことにしました。

大腸全摘手術を受けました。

4月になってしまってはおりましたが、4月4日(水曜日)、大学病院の担当の先生から御紹介いただいた病院に伺いました。結局、一からすべて、ではなかったのですが、改めていくつかの検査を受け直すことになる一方、手術の日は、5月1日(火曜日)に決まりました(病院を変更したことに伴い、さらに約1ヶ月、時間を要することになってしまった、ということです。当初は、5月15日(火曜日)も可能性として挙げられておりましたが、筆者の方でお断りをさせていただきました。流石にそんなには待たれへん、といった理由です。)。また、主治医となってくださる先生から、手術の方法としまして、開腹手術ではなく、腹腔鏡下手術になることも教えていただきました。

しかし、結果論かもしれませんが、この病院の変更につきまして、筆者は、大変よかったと思っております。その理由を下記に記載させていただきます。すなわち、

  1. (筆者自身は、全身麻酔のため、意識がなく、後で分かったことながら、)今回の大腸全摘手術は、12時間を超える非常に大掛かりな手術となったそうですが、それだけとても丁寧に実施してくださった、ということであること(後日のことですが、9ヶ所もリンパ節転移があったこと、及び、それらをすべて取りのぞくことができたことを主治医の先生から教えていただきました。)。
  2. 手術後、ほとんど痛みを感じることもなく過ごすことができたこと。これは、手術前の全身麻酔が適切で、かつ、とても上手であったこともあるでしょうし、手術そのものも、非常に丁寧に行なわれたことが主な理由であるものと理解しております。
  3. また、大腸全摘手術に限らず、大腸にメスを入れる手術の場合、可能性の高い合併症として「腸閉塞」が挙げられるのではないかと思いますが、手術後、「腸閉塞」を生じないよう、傷口のチェック、ガスの様子の確認に始まり、食事の面も含めて、慎重に見極めをしてくださいました(筆者の場合、普通のお粥になるまで2週間くらいかかりました。)。その結果、今に至るまで、「腸閉塞」の心配をする必要もなく、過ごすことができております。
  4. 上述のような点を含め、今回の大腸全摘手術に携わってくださった医師の先生はもちろんのこと、看護師も、手術から入院生活に至るまで、潰瘍性大腸炎の患者さんやストーマの患者さんへの対応に慣れていらっしゃることを肌でストレートに感じ取ることができる病院で、ものすごく安心感がありました。仮定の話にはなってしまいますが、もし、大腸全摘手術の実績がない病院で手術を受けていたとしたら、このような安心感を得ることはできなかったのではないか、と今でも思っております。
  5. その病院は、ストーマ外来を有するとともに、専門の看護師がいらっしゃることもあって、ストーマケアにつきまして、非常に親切に、また、丁寧に指導してくださいました。筆者の中では、専門ではない看護師も、ストーマケアに対する十分な知見と経験を持っておられることに大変な驚きと感心があり、ストーマケアのことで特に困ったりすることもなく、退院までの間、快適に過ごすことができました。

術後補助化学療法としての抗がん剤治療が始まりました。

主治医の先生や同じ診療科の他の先生、看護師の人たちの極めて親身で、献身的なお取り計らいの御蔭をもちまして、筆者は、5月26日(土曜日)、無事に退院することができました。

ただ、退院に先立って、主治医の先生から術後補助化学療法の説明をいただくこととなりました。すなわち、上述のとおり、筆者のがんの場合、9ヶ所もリンパ節への転移が確認されているため、現在におけるがん治療の基本的な考え方に即し、術後補助化学療法としての抗がん剤治療を受ける必要がある、というお話でした(ステージⅡの場合は、あくまでも「お勧め」のケースもあるそうですが、筆者の場合、ステージⅢbに該当するため、「必須」でした。)。

また、その期間につきましては、原則として、6ヶ月間となることも教えていただきました。

ただ、退院後、すぐに抗がん剤治療を開始する、といったことではなく、まずは、大腸全摘手術の結果、お腹にできている創傷の経過観察も含めての自宅療養もあり、6月11日(月曜日)から開始することになった次第です。

尚、本来は、6月4日(月曜日)から開始の予定だったのですが、下記のような経緯もあって、6月11日(月曜日)から開始となった次第です。すなわち、

  1. 既述のとおり、筆者自身、退職勧奨、ないし、不当解雇で勤務先と法的に争っている状況にあり、勤務先から、5月31日付での退職を求められております。
  2. そのため、6月以降も、健康保険証を使用することができるかどうか、慎重に判断する必要があると考えて、一旦、6月4日(月曜日)の入院予約をキャンセルさせていただくとともに、1.の件のために委任契約を締結させていただいている弁護士の先生に確認をお願いしておりました。
  3. 弁護士の先生から、引き続き、健康保険証を使用しても問題ない旨、回答をいただくことができました。但し、勤務先が健康保険に係る資格喪失届を提出してしまったら、その後は、健康保険証を使用することができないので、国民健康保険への切替手続、ないし、任意継続被保険者になる手続を行なう必要がある旨、併せて御教示いただきました。

第1クール目(入院)

化学療法には、いくつかの種類があるそうですが、筆者が主治医の先生から勧められましたのは、mfolfox6療法というものでした(XEROX療法という方法もあり、主治医の先生がその内容を説明してくださったのですが、筆者の場合には、mfolfox6療法の方がより高い効果を期待できる、とのことでした。)。

尚、mfolfox6療法の場合には、抗がん剤治療の薬剤を点滴で注入するのですが、そのため、腕から点滴で注入する方法ではなく、体の所定の箇所にポートを埋め込んで、そのポートから点滴で注入する方法になる、ということで、入院初日の6月11日(月曜日)、ポートを埋め込むための手術を受けました(指導役の先生の下で、とても若い女性の先生が担当してくださったのですが、実際にポートを埋め込む段階で、色々な角度で、ものすごくぐりぐりと押し込む感覚がありました。この手術は、局所麻酔で行われましたので、筆者にはっきりと意識があり、ほんまに大丈夫なんか、といった心配を感じながらの手術となりました・・・。)。

そして、入院2日目の6月12日(火曜日)、いよいよ前日の手術で埋め込まれたポートから抗がん剤治療の薬剤を点滴で注入する日となりました。先月の退院の際、既に主治医の先生から抗がん剤治療の概要の御説明をいただいてはおりましたが、実際に抗がん剤を点滴で注入する段階になってみますと、やはり副作用のことが気になってしまって、もう一回、副作用のことを聞いておきたくなりました(五黄土星にしては、かなり往生際が悪いでしょうか?)。今度は、放射線科の専門の看護師が説明をしてくださることになり、主治医の先生が説明してくださった時のとは別の資料に基づきながら、副作用の説明を丁寧にしてくださり、その資料もいただきました。

結局、個人差もあるのかもしれませんし、どのような副作用が、どの程度現れるのかは、抗がん剤治療を進めてみないと分からない面もあるようです。すなわち、抗がん剤治療を受ける筆者自身が覚悟を決めるしかない、ということで、点滴を始めていただくことにしました(ちょっと大袈裟でしょうか・・・。)。

始めに、いくつかの薬剤を代わる代わる短時間で注入していただいた後、フルオロウラシルという抗がん剤を46時間程かけて注入していただく、といった流れでした。

筆者は、まだ副作用が怖く、どんな症状が現れるのか、不安でいっぱいでしたが、幸いなことに(?)、それらしい症状が現れることもなく、フルオロウラシルの注入が終わる予定日である6月14日(木曜日)を迎えることができました(五黄土星なだけに、単に鈍感なだけ・・・?)。

退院前の診察があり、主治医の先生に点滴の針を抜いていただき、筆者が感じている副作用が特にないこともお伝えさせていただいて、無事に退院となりました。

尚、主治医の先生からは、次回も入院にしますか、それとも、次回から外来にしますか、といった質問をいただいたのですが、筆者は、少し弱気になり、入院でお願いすることにしました(点滴の針を上手に抜くことができるかどうか、心配になったためです。それに、退職勧奨、ないし、不当解雇で勤務先と法的に争っており、出勤することもできない状況なので、入院でいいか、といった考えもありました。)。

その際に、主治医の先生から、一点、注意事項のお話もいただきました。すなわち、いきなり入院する病棟に行くのではなく、先に必ず血液検査を受けるように、といったことでした。と言いますのも、血液検査の結果によって、抗がん剤治療を延期せざるを得ず、入院できないようなケースもあるからだそうです。

これを受け、主治医の先生が、次回、約2週間後の6月26日(火曜日)に予約を入れてくださり、会計及び退院手続を済ませて、帰路に着きました。

第2クール目(入院)

第1クール目の退院の後、筆者は、依然、副作用が気になっておりましたが、自動販売機で冷たい缶コーヒーを買って、すぐに手に持った際、ピリピリ感を感じたり、食事をした際に、味覚が全くなかったりしたことがありました。筆者としましては、これが副作用なんか、といった印象でしたが、それほど重い症状ではなかったようにも記憶しております。

また、よく言われる吐き気も感じることはありませんでしたし、食欲も落ちませんでした。筆者としましては、少しホッとする面があると同時に、抗がん剤治療が効いていないのでは、という別の不安が生じたりもしました。

しかし、まずは6ヶ月間、きちんと抗がん剤治療を受け続けることが大事だと思い直して、予約のとおり、6月26日(火曜日)、病院に行き、主治医の先生から教えていただいていたとおり、まず最初に血液検査を受けました。

その後、入院手続を済ませ、入院する病棟へ行ったのですが・・・。

実は、筆者が理解できていなかっただけなのですが、血液検査は、ただ受ければいいのではなく、その結果によって、抗がん剤治療を実施してもよいかどうか、主治医の先生の診断を仰がなくてはいけない、ということなのですよね(あまりにも当たり前です・・・。なんでこれくらいのことが理解できてへんねん、っていう感じですよね。)。

結局、主治医の先生が病棟まで来てくださり、抗がん剤治療を実施してもよい、という診断をしていただき、そのまま入院となりました。

その後は、ポートを埋め込む手術がないこと以外、ほぼ第1クール目と同じような流れでした。

また、入院中も、副作用と思しき症状を感じることは特になかったと記憶しております(入院食もすべて完食でした。)。

ただ、次回からは、流石に外来に切り替えたいと思い、主治医の先生に相談をさせていただいて、点滴の針を抜く練習をさせていただくことになりました。同時に、次回の予約も入れていただき、7月11日(水曜日)が初めての外来での抗がん剤治療の日となりました。

因みに、筆者は、点滴の針を抜く作業のことをあまり深く考えておりませんでしたが、看護師から説明を受けている間に、かなり面倒なところがあるように感じました(順番とか、留意事項とか、です。)。

とりわけ、点滴の針を抜いた後の片付けの際、点滴の針をガラス瓶に入れないといけない(ペットボトル等は、点滴の針が突き抜けてしまう恐れがあり、不可だそうです。)こととか、抗がん剤の薬剤が入っていた携帯型の注入ポンプを二重に袋に入れないといけない(抗がん剤って、とんでもない劇薬だそうです・・・。)こと、といったところです。

看護師の付き添いの下、サンプルを用いつつ、練習をさせていただきましたし、一応、看護師からマニュアルもいただくことができましたので、自宅で一人で点滴の針を抜くことができるはずなのですが・・・(?)。

一抹の不安もありつつも、あとは退院するだけとなったのですが、約46時間で注入が終わるはずのフルオロウラシルの注入がなかなか終わりませんでした。そのため、午前中で退院する予定のはずでしたが、午後までずれ込んでしまいました。しかも、午前中で退院予定であったため、入院食としての昼食はありませんでした(おいおい・・・。)。仕方なく、病院内の食堂で昼食を済ませ、また病室に戻って、看護師の指示を待つことになりました(それでなくても、ちょっとした不安を抱えているのに・・・。)。

まだ少しフルオロウラシルが注入しきれていないようにも思われましたが、やむを得ず、看護師の判断で、点滴の針を抜くこととなり、今回、初めて自分で点滴の針を抜きました(ただ、看護師にかなり手伝ってはいただきました・・・。)。自宅で点滴の針を抜くためのセットも受領し、退院できることとなりました(ほんまに大丈夫やったんかな・・・。)。

この後、会計及び退院手続を済ませ、帰路に着きました。

第3クール目(初めての外来)

7月11日(水曜日)は、上述のとおり、抗がん剤治療を初めて外来で受ける日となりました。

順番を間違えないように、まず血液検査を受けました。その後、少し時間がありましたので、病院内の喫茶店で朝食をとってから、間違いなく、外来の待合室に向かいました。

そして、今回は、間違えることなく、主治医の先生の診察を受け、抗がん剤治療を実施できる、という診断をいただきました。同時に、次回の予約も入れていただいて、7月27日(金曜日)としていただきました(退職勧奨、ないし、不当解雇に関する勤務先との法的な争いがどのような決着になるか、は分かりませんが、出勤して仕事をすることを想定致しますと、欠勤をしたり、副作用の心配をしながら仕事をしたりする日は少ない方がよいように考えてのことです。また、予定どおりなら、日曜日には抗がん剤の薬剤の注入が終わって、点滴の針を抜きますので、月曜日以降、外見上は、抗がん剤治療を受けている人のように見えることなく出勤することができる、ということも考慮しました。)。

因みに、筆者が通っている病院では、外来で点滴治療を受ける患者さんのために、「外来点滴治療室」という専門の部署が設けられており、抗がん剤治療を受ける筆者も、そこに伺いました。

そこでは、リクライニングチェアとベッドが選べるようになっているのですが、筆者は、ベッドを選ばせていただきました(恐らく、眠ってしまうと思ったからです・・・。)。

この部署にいらっしゃる看護師も、とても慣れていらっしゃって、スムーズに準備をしてくださいました。抗がん剤治療を初めて外来で受ける筆者は、入院中に感じていた安心感を思い出しておりました(がん患者にとりましては、このようなことって、非常に重要であるように思います。)。

約46時間のフルオロウラシルの注入の前段階までの点滴をすべて滞りなく受けることができ、その日の治療は終了となりました。

前回と同じく、自宅で点滴の針を抜くためのセットを受領し、会計を済ませた後、処方された吐き気止めの薬を入手し、帰路に着きました(入院の時は、院内処方でしたので、別途、吐き気止めの薬を入手する手間はありませんでしたが、今回から、外来になったため、別途、薬局に行き、入手する必要がありました。)。

そして、フルオロウラシルの注入が終わった7月13日(金曜日)、いよいよ自宅で点滴の針を抜く作業を行ないました(今回は、幸いなことに、前回の入院の時とは異なり、最後まできれいにフルオロウラシルが注入できておりました。)。

事前に点滴の針を入れるためのガラス瓶を用意したり、抗がん剤の薬剤が入っていた携帯型の注入ポンプを二重にして入れるための袋を購入したりしており、準備だけは万端でした。

そして、マニュアルも見ながら、慎重に作業を進めたのですが、生理食塩水を注入するところで、少し躓いてしまいました。生理食塩水が入っている注射を点滴の管に入れることができなかったのです・・・。結構慌てました。病院に電話しようかとも思いました。ただ、その前に、もう一回、マニュアルにも目を通しました(マニュアルくらい読んでから電話してこんかい、とか、病院の人からお叱りをいただきたくなかったからです・・・。五黄土星なのに、気が小さい?)。中でも、生理食塩水を注射する箇所は、繰り返し読みました。その結果、気付きました。注射を入れる管を間違えておりました・・・(あほみたいですね。病院に電話しなくて本当によかったです。)。

結局、無事に生理食塩水を注射して点滴の針を抜くことができて、用意していたガラス瓶に入れ、また、抗がん剤の薬剤が入っていた携帯型の注入ポンプも二重にして袋に包んで、すべての作業を完了することができました。

恐らく、次回は、大丈夫なはずです・・・(ほんまやな?)。

こうして第3クール目の抗がん剤治療はすべて終了となりました。

尚、その後、吐き気等は特に感じませんでした。ただ、やはり自動販売機等で冷たい飲み物を購入し、すぐに触りますと、ピリピリ感があったりはしました。また、食事の際に、口の中に金属的な感覚、とでも申しましょうか、味覚を感じなくなったりするようなこともありました。

しかし、それでも抗がん剤治療の副作用としましては、依然として重いものではなかったようにも感じております。

抗がん剤治療(第4クール目:今回)

外来での抗がん剤治療も、2回目となり、筆者も、少しは要領を弁えて参りました。

昨日、7月27日(金曜日)、前回とほぼ同様の要領で、外来での抗がん剤治療を受けることができました。

ただ、血液検査後の主治医の先生の診察で、腎機能が少し弱っているかな、といったお話があり、新たな不安が芽生えてしまいました(それって、どのような影響があるのでしょうか・・・?)。

筆者自身は、気になりつつも、主治医の先生からは、本来の目的である抗がん剤治療は実施できる旨、診断していただき、看護師に指示を出してくださいました(筆者の不安をよそに、看護師は、「了解でーす。実施でーす。」といった感じで、何事もなかったように準備を始めていらっしゃいました・・・。)。

尚、筆者は、これまでのところ、副作用としての吐き気等を感じていないため、主治医の先生は、処方すべき薬として、吐き気止めが必要かどうか、質問してくださいました。筆者としましては、やはり何かあってはいけない、と思い、処方をお願い致しました。

その後、病院内の食堂で昼食をいただき、時間調整をした後、前回と同じ流れで、「外来点滴治療室」に行き、必要な処置をしていただきました。

今回も、非常にスムーズに病院で行なうべき治療を完了でき、会計を済ませ、処方された薬も入手し、自宅に戻り、現在、約46時間のフルオロウラシルの注入中です。

今回は、滞ることもなく、点滴の針を抜くことができるはずです・・・(ほんまに?)。

これからの予定

第5クール目の抗がん剤治療につきまして、昨日、主治医の先生に予約を入れていただいており、筆者にとりましての最初のストーマ外来の予約日でもあります8月10日(金曜日)にしていただきました(1日ですべてを済ませることができて、このような面も、現在の病院に通わせていただくメリットの一つと考えております。)。

まとめ

抗がん剤治療につきましては、どのような方法がいいのか、といったこと、あるいは、入院の方がいいのか、それとも、外来の方がいいのか、といったこと、さらに、腫瘍内科のような専門の診療科のある病院の方がいいのか、といったこと等、色々と検討されたいことがあろうかと思います。

筆者の場合は、下記のような理由で、大腸全摘手術をしてくださった現在の病院で、引き続いて、抗がん剤治療を受けさせていただいております。すなわち、

  1. ある大学病院ではできなかった大腸全摘手術に臨んでくださった病院であり、筆者の病状をどの病院よりも熟知していただいていること。
  2. その病院では、潰瘍性大腸炎等の炎症性腸疾患専門の診療科も有しており、その診療実績が豊富で、そこから併発する可能性の高いがん及びその治療方法につきましても、必要十分な知見と経験を有していると想定できること(大腸内視鏡検査を自ら担当してくださった主治医の先生は、がんの腫瘍をカメラで確認された際に、どのような状態にあるのか、その場で教えてくださいました。また、肛門を残すことができるかどうか、につきましても、理由とともに、明確に回答してくださり、その高いレベルを理解することができました。)。
  3. その病院は、ストーマ外来も有しているため、一気通貫で筆者に必要な診療を受けることができること。

因みに、入院か外来か、という選択につきましても、主治医の先生は、非常に柔軟に対応してくださいましたし、外来で抗がん剤治療を受ける日程につきましても、筆者の個人的な事情を踏まえた対応をしてくださっており、大変ありがたいことであるように感じているところです。

がん患者の人のそれぞれの症状や事情等によって、考え方は異なってこようかとも思われますが、まずは、主治医の先生と十分にコミュニケーションを図っていただいて、御自身の中で、より高い納得を得られる選択をしていただければ、と思っております。

では、また。

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