【単純な話では?】安倍総理の「桜を見る会」の問題って・・・。

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こんばんは。

五黄土星のミカエルです。

先月以降、標記の「桜を見る会」を巡り、様々な展開が繰り広げられているようです。

ただ、筆者は、とりわけその前夜祭のことにつきましては、「そないあれやこれやと騒がなあかんような問題でもあらへんやろ。」といった印象を抱かせていただいております。

今回は、この件につきまして、お金に関するところを中心にまとめてみたいと思います。

結論:通常でしたら、ホテルの請求書や明細書は再発行されます。

筆者が一般企業で経理事務を担当していた頃の経験

「桜を見る会」につきましては、上述のとおり、色々な動きがあるようでもあり、混迷の度を増すばかりのようでもございますが、筆者自身は、問題の原点となるべきところは、ホテルの請求書、ないし、明細書であるように理解させていただいております。

この点、筆者が一般企業で経理事務を担当しておりました頃、類似のことに遭遇した経験がございます。すなわち、出張した従業員がホテルの請求書を紛失してしまった、といったケースでした。このケースでは、その従業員の話によりますと、明細書はなく、請求書そのものの中に明細が記載されていたらしいのですが、その請求書自体を失くしてしまい、明細が分からない、といった事情でした。

そのとき、筆者は、その従業員が宿泊したホテル宛てに連絡をさせていただき、請求書の再発行をお願いしたのですが、快く御了承いただいて、郵便でお送りくださいました(但し、「再発行」と「PAID」(支払済み)というゴム印が押されていたように記憶しております。)。

上記経緯は、一般企業の中で出張のために支出した仮払金を精算する手続のためのものでしたし、限られた経験であり、一般化すべきものではないのかもしれませんが、今回の前夜祭でもほとんど同様ではないでしょうか。

もし、安倍総理の事務所のスタッフがホテルの請求書、ないし、明細書を紛失なさっただけのようでしたら、ホテルに再発行を依頼なされば、今回の問題の主要な部分は、解決できるはずです。

仮に、ホテルに再発行を依頼できないようでしたら、安倍総理は、今回の前夜祭に関する限りは、「どんな法かは分からへんけど、抵触はしてたんやろうな。」等といった印象を抱かれても致し方ないのではないでしょうか。

公認会計士の先生による監査、ないし、税理士の先生によるチェックとの兼ね合い

また、安倍総理の事務所がホテルに請求書、ないし、明細書の再発行を依頼なさるものと仮定致しまして、ホテルが再発行に応じないようでしたら、今度は、ホテルの側に別の観点の問題が生じるかもしれません。

つまり、ホテルが受けていると思われます公認会計士の先生による監査、ないし、税理士の先生によるチェックとの兼ね合いです。

これは、筆者による誠に勝手な想定になってしまいますが、大手のホテルでしたら、公認会計士の先生による監査を受けておられるのではないでしょうか。そうでないに致しましても、税務申告のために税理士の先生によるチェックを受けておられるようにも想定をさせていただいております。

仮に、そのいずれでもないに致しましても、社内には公認会計士、もしくは、税理士の有資格者が在籍していらっしゃり、決算手続や税務申告に対応なさっておられるかと思われます。

このような公認会計士の先生、ないし、税理士の先生は、申すまでもなく、会計の専門家であり、本当に今回の前夜祭に関する請求書、ないし、明細書がホテルに保管されていないと致しますと、少なくとも下記の2点からは、お気付きにならないはずがないのではないでしょうか。

  1. 金額が大きいと思われること。
  2. 安倍総理の御説明によれば、請求書、ないし、明細書の宛名と領収書の宛名が異なっていることが想定されること。

また、請求書、ないし、明細書が残っていなければ、会計処理も適切に行なうことはできなかったのではないでしょうか(証憑がない状況ならば、公認会計士の先生であれ、税理士の先生であれ、会計処理が適切かどうか、さすがに判断できないでしょうし、残高の確認、あるいは、その適否も判断しようがないようにも思われます。)。

ホテルの請求書、ないし、明細書で分かること

因みに、筆者がホテルの請求書、ないし、明細書の再発行に言及させていただきますのは、下記のようなことが読み取れると予想されるからです。すなわち、

  • 御請求額(表記例)
  • 前受済額(表記例)
  • 差引未収額(表記例)

一般的に、ホテルの宿泊代金等につきましては、先にお支払いすることが多いように思われます。そのため、上述の例のような「前受済額」といった表現が出て参ります。

そして、追加で利用した飲食、サービス等がなければ、「差引未収額」の欄に「0」が表示されるべきこととなります。

今回の前夜祭につきましても、安倍総理が事務所のスタッフに指示を出され、ホテルから請求書、ないし、明細書の再発行を受けられて、「差引未収額」の欄に「0」が表示されておりましたら、お金の問題に関する限りは、ほとんど決着するようにも見受けられます(政治資金収支報告書への記載の件等は、別途、残るのかもしれませんが・・・。)。

これだけのお話ではないでしょうか。

安倍総理は、「収支」の意味を勘違いしておられるかも・・・。

「収支」とは?

安倍総理による御説明を拝見させていただいておりますと、安倍総理は、「収支」の意味を勘違いしておられるのでは、と感じてしまう面もございます。

すなわち、参加者の人からお金を預り、それをそのままホテルに渡したので、「収支」はなかったかのような御説明をなさっておられたようです。

しかし、これは、恐らく、誤っているように思われます。

「収支」と申しますのは、収入及び支出をそれぞれ明らかにし、そのプロセスを明確に示すことが重要なのであって、結果が「0」であったかどうか、は、二の次なのではないでしょうか(例えは異なりますし、不自然な印象であったり、もしくは、不適切かもしれませんが、企業会計の分野におきましては、貸借対照表でも損益計算書でも「総額主義の原則」が求められるようです。)。

当然、政治資金収支報告書にも、収入及び支出をそれぞれ記載しなければならず、結果が「0」であったなら、収入も支出も記載しなくてもよい、といったことにはならないのではないでしょうか(少なくとも立法趣旨と致しましては、お金の流れをなるべく正確に記載すべきことを求められているように理解させていただいております。)。

ここに、安倍総理の勘違いが端的に現れているようにもお見受けさせていただいております。

ホテルからの「領収書」の宛名を参加者の個人名にされたのはまずかったのでは?

これに関連致しまして、安倍総理による御説明の中で、筆者が宜しくないように感じましたのは、ホテルからの「領収書」の宛名を参加者の個人名になさったようにも想定されることです(但し、安倍総理御自身は、「ホテル名義の領収書」としか御説明なさっておられないことには注意が必要かもしれません。)。

これは、申すまでもなく、下記の2点におきまして、不整合を生じてしまうようにも思われるからです。すなわち、

  • ホテルから見た収入の相手先:本来、安倍事務所であるべきところ、参加者個人へ。
  • 安倍事務所から見た支出の相手先:本来、ホテルであるべきところ、不存在へ。

すなわち、想定される証憑から致しますと、安倍事務所からの目線では、ホテルから請求を受けただけになってしまって、しかも、それが未払になってしまっているように見えてしまうのでは、といった状況になろうかと思われます。

このような不整合は、後から見た場合に、お金の流れを一段と不透明なものに見せてしまうのではないでしょうか(証憑上、安倍事務所は、ホテルから請求を受けたにも拘らず、支払わずに済み、何故か、参加者が代わりに支払ってくださったような結果になる?しかも、現状、残高が「0」かどうかも不明?)。

さらに、輪をかけて宜しくないことに、仮に、参加者が個人名義でホテルで当該飲食やサービスを受けたと仮定した場合に、ホテルが発行した「領収書」どおりの金額になったのかどうか、という別の問題も惹起され得ようかと思います。

つまり、ボリュームディスカウント等も含め、安倍事務所によるお取り計らいがあったからこそ、「領収書」どおりの金額になったのであって、それ自体も、取りも直さず、参加者への「便宜」であったのでは、等といった付加的な疑念も生じさせてしまうようにも思われます。

この点、安倍事務所におかれましては、開催会場の一つとしてのホテルとのお金の授受と参加者としての各個人とのお金の授受をそれぞれ明確に分けて管理されるべきだったのではないでしょうか(事務負担は確実に増えますが、お金の流れが明瞭になるとともに、実態との整合性という問題も生じなくなります。ただ、上記2つの取引の間に差額が生じてしまいますと、それはそれで、問題なのでしょうが・・・。)。

「収支」の意味を勘違いなさっているかもしれない安倍総理に日本の予算を任せても大丈夫?

上述のような観点から致しますと、表現は非常に厳しいかもしれませんが、安倍総理による事務所運営は、「どんぶり勘定」と評されても致し方ないのではないでしょうか。

御自身の事務所ですら、「どんぶり勘定」でいらっしゃる安倍総理につきましては、日本の予算を任せても大丈夫なのか、とか、どこか肝心なところでとんでもないミスをやらかしているかも、といった不安を否が応でも抱かざるを得ないイメージです。

先月、また筆者の自宅に「練馬区プレミアム付商品券のご案内」(笑)が届いたり致しましたし、予算につきましても、手直し、あるいは、調整等が必要になりそうな報道もなされているようで、お金ということにつきましては、全体を俯瞰しながら、先行きを見通しておられるようにはとても思われず、安倍総理による政権運営に場当たり的な印象を拭い去れない面も感じている次第です。

過日の内閣改造以降、マイナスのイメージとなるような出来事も多くなってきているように思われますし、安倍総理に限らず、「政治とお金」の問題に関連する報道も散見されるようになってきているようでもあり、一有権者と致しましては、今後の選挙における投票行動を慎重に検討するしかないようにも考えております。

まとめ

インターネット上における評価と致しましては、今回の「桜を見る会」の問題、その他を織り込みましても、野党の皆様の現状や姿勢等に鑑み、依然として安倍政権への支持は高いようです。

ただ、安倍総理による今回の問題の決着のさせ方如何では、日本の将来を考え、自公連立政権への支持のあり方には一定の評価を下さざるを得ないかもしれないように思っております。

筆者自身は、陰ながらでも応援できる政党は自由民主党しかないようには考えておりますところ、今のままならば、次回も、他の政党に批判票を投じざるを得ないかもしれないような選択肢も留保させていただきたく思っております(ただ、NHKから国民を守る党に投票することはないはずです(汗)。)。

人により、今回の「桜を見る会」の問題を始めとする「政治とお金」に纏わる問題に対する印象、意見、考え等は正にそれぞれであり、公共の福祉に反しない限り、自由に委ねられるべきところであろうかとも拝察させていただいておりますところ、ニュース等も幅広く御覧いただき、来るべき選挙に向けて御自身の投票行動の御準備を整えていただければ、と思います。

消費税増税以降、さらに厳しい生活環境を余儀なくされる人も多いかもしれず、国会議員の先生におかれましては、今回の「桜を見る会」の問題のうち、お金に係る部分は証憑に基づいて短期間で的確に解決できるわけですから、そこではなく、本来、求められるべき国会での審議への注力等、一人でも多くの有権者の政治的判断に資するような活動を希望させていただきます。

では、また。

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