【一区切り?】障害者雇用に係る水増し問題について。

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こんばんは。

五黄土星のミカエルです。

昨日、平成30年10月30日(火曜日)、参議院の本会議で代表質問が始まり、その中におきまして、安倍総理は、障害者雇用に係る水増し問題につきまして、再発防止も含め、政府一体となって取り組む姿勢を表明されたようです。

筆者は、この安倍総理の表明につきまして、身体障害者の一人として、非常に心強く感じました。

しかし、その一方で、筆者は、若干の不安も覚えております。

と言いますのも、安倍総理は、上記表明の中におきまして、過日、10月23日(火曜日)に決定されました「公務部門における障害者雇用に関する基本方針」(以下、「障害者雇用基本方針」と表記致します。)にも言及されましたが、この障害者雇用基本方針の中で、厚生労働省が取り組むべきこととして、下記2つの資料の作成が求められておりますところ、10月22日(月曜日)に公表されました検証委員会の報告書の中で指摘のございました厚生労働省(職業安定局)における「関心の低さ」に主だった変化の兆しが見られないようにも思われるからです。

  1. 障害者雇用促進法に基づく通報等関する実務、及び各府省における再発防止のための取組に係る留意事項(人事担当部署による内部点検の実施、研修会の実施、事務処理体制の強化等)について示した手引き(以下、「手引き」と表記致します。)
  2. 毎年度、各府省宛てに配布する「障害者の任免状況通報に関するチェックシート」(以下、「障害者任免状況チェックシート」と表記致します。)

尚、検証委員会の報告書の件につきましては、以前の投稿(障害者雇用に係る水増し問題に関する報告書が公表されました。)を御参照いただきたいと思います。

もし、安倍政権が真剣に再発防止に取り組まれる、ということであるなら、上記手引き及び障害者任免状況チェックシートの作成におきましては、具体的、かつ、きめの細かいものとなりますよう最大限の配慮と留意が注がれる必要があるようにも考えております。

この段階で、杜撰な対応が行なわれてしまったら、障害者雇用基本方針の中に記載されております様々な取り組みも、これまでと同様、結局、「絵に描いた餅」になってしまう、という結果に至る可能性も危惧されます。

筆者自身は、上述の安倍総理の表明に込められた決意が、上記手引き及び障害者任免状況チェックシートにダイレクトに反映され、障害者雇用基本方針が、本来の目的に従って、完全に実施されることを希望しております。

障害者でいらっしゃる人、あるいは、お身内に障害者がおられる人、さらには、障害者と関わっていらっしゃる人等、それぞれに置かれている状況や環境等を鑑みながら、上述の安倍総理の表明を御覧になられたのではないか、とも拝察させていただいておりますが、筆者は、この障害者雇用に係る水増し問題につきまして、一つの区切りとなるべき局面に差し掛かったように受け止めさせていただいております。

これからは、「一億総活躍社会」という安倍政権の政策の中で、障害者雇用がどのように位置づけられ、そして、どのように現実的な成果として結実していくのか、といった目線で見守らせていただくように致します。

では、また。

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