障害者雇用に係る水増し問題について。

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こんにちは。

五黄土星のミカエルです。

パソコンの復旧等に追われてしまい、順番が前後してしまいましたが、先月、平成30年8月下旬頃から報道され始めました標記の件につきまして、筆者は、多少とも問題意識を抱いております。

と言いますのも、筆者自身も、既述のとおり、4級ではございますが、身体障害者であるからです(当然のことではございますが、障害者手帳も交付を受けております。)。

また、こちらも、既述のとおり、筆者は、税理士事務所での勤務ということを目的として、2つの転職サイトへの登録をさせていただいておりますが、実は、障害者手帳の交付を受けました後に、それとは別に、2つの障害者雇用のためのサイトにも登録をさせていただきました。

そして、上記登録の後、実際に障害者のための求人広告を拝見しておりました際に、ただ障害者である、という事実のみをもって、これまでに比べ、大幅に給料が下がってしまうことに愕然と致しました(筆者は、術後補助化学療法としての抗がん剤治療を受けておりますが、それ以外における健康及び体調の面では、本当に大腸全摘手術を受ける前と変わらない印象を抱いており、それにも拘らず、障害者として勤務しようと致しますと、下限としましては、3分の1くらい、平均的には、2分の1くらいまで給料が下がってしまう可能性が非常に高いわけでして、そのような現実に衝撃を受けた記憶がございます。障害者雇用のために、それぞれの企業が相応の負担をされていることを織り込んでおりますが、仮に、そうであったにしても、待遇を下げすぎではないか、と感じたわけです。)。

そのような筆者から致しますと、上述の障害者雇用の水増し問題は、単に障害者であることのみをもって、待遇を極端に落としてしまう上記のような障害者のための求人広告のあり方とも共通するものを含んでいるように感じた次第です。

すなわち、障害者でありましても、人により、障害の状況や程度等は様々であるようにも受け止めさせていただいており、幅広い視野を持ち、柔軟な考え方や発想の下、非常にきめ細やかな対応が必要と目されますところ、とりわけ、雇用という局面になった途端に、単純に、障害者であるか、そうでないか、といった二者択一のような対応の仕方になってしまうところです。

昨今、「働き方改革」が議論されてきている環境にあって、このような二者択一的な対応の仕方、あるいは、それに類する考え方でしか解決方法を検討することができないようでは、とても実りの多い議論はできないのではないか、と予想されますし、その結果として提出されるでありましょう政策や法案につきましても、障害者を含めた働く人々のためのものにはならないのではないか、と想定をさせていただいたりもしております。

これまでの投稿の中で、何度か、筆者が自由民主党を陰ながら応援させていただいている旨、記載させていただいておりますが、そのような筆者から致しましても、この障害者雇用の水増し問題に関する限りは、現状、自由民主党に合格点を与えることができないと考えております(もちろん、過去のある時期、政権交代が行なわれたこともあり、すべてが自由民主党の責任であるとまで断定することはできないでしょうが、一旦、明らかとなった上は、この問題に対して、どのように解決すべきか、そして、その解決のためにどのような姿勢で取り組むべきか、といったことは、現在の政権与党である自由民主党に向けて、一段と厳しい目線が注がれるところであって、逃げてはいけないところでもあるようにも考えております。ただ、昨日、平成30年9月7日(金曜日)に告示されました自由民主党の総裁選に伴って発表されました両候補者の所見に、今回の障害者雇用の水増し問題に纏わる意識が見られず、筆者は、多少なりともがっかりしております。障害者雇用の水増し問題が発覚した直後に行われるものですから、単に、「一億総活躍の社会」とか「福祉社会」等といった表現だけですと、この問題から逃げている、あるいは、この問題には向き合っていない、と受け止められても仕方がないようにも思われます。)。

尚、この問題の発端は、主として中央省庁であったように認識させていただいておりますところ、報道によりますと、全国の自治体に対しましても、この問題に係る調査が依頼されており、今月、平成30年9月中に報告が提出され、来月、平成30年10月に、その結果が公表されるようです。

この問題に係る見方や受け止め方は、御自身が障害者でいらっしゃる人、また、お身内に障害者がいらっしゃる人、ないし、知人や友人に障害者がいらっしゃる人等、それぞれの人が置かれている環境や状況、その他の事情等によって、正に様々であろうかとも拝察させていただいており、それぞれの思いを大切にされつつ、引き続き、この問題を注視していただきたいと思っておりますが、筆者も、身体障害者の一人として、上記の結果公表までの過程を見守らせていただきたいと考えております。

では、また。

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